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佐世保花商組合ラッピング講習会

佐世保花商組合ラッピング講習会

佐世保花商組合ラッピング講習会

8月29日水曜日 19時00分より

佐世保花市場二階会議室にて、

福岡市から

安井みゆき先生をお招きして、

ラッピングについての講習会を

開催しました。

実は安井先生、お菓子屋さんのプロフェッショナル。(福岡市南区パティスリーヨシカ様勤務)

当然講習会もお菓子のラッピングを中心に見せて頂きました。

見ている方は全て花屋さん。

お菓子屋さんのラッピングを見る事で、

自分たちの仕事に反映させ、

それをヒントとして、花用に変換して頂こうという

趣旨です。

最初先生はお菓子屋が花屋さんにラッピングの講習会とか見せても大丈夫だろうか?

と心配されていました。

しかし僕は本当に見てほしい物は、先生のなんとか工夫と努力をしてお客様に来てもらいたい、

なんとかお客様を笑顔にしたいという、

売り手の(想い)

みたいなものでした。

最近の花屋さん、お客様満足度より、

市場で人より10円でも安く仕入れることとか、

斎場と提携する仕事のマージンが高くなってジリ貧だとか、

とにかく仕事にワクワク感がないと感じます。

 

なぜなんだろう?

と考えます。

マージンの問題は、

人の屋台の下で商売する以上

どんな条件を突きつけられても、従うしかないのは当たり前です。

基本に戻ると

やはり自分の店に来てもらうという事の

努力を諦めたら、

これから先も、

搾取され続けるでしょう。

そうならない為の、

最初の一歩。

こういう気持ちで企画しました。

 

 

 

先生は超前向きな女性で、このオファーに

なんとその場で

「挑戦させて頂きます!」

というお返事を頂いたのでした。

 

 

 

2段式のお菓子のボックス。

これを花屋に落とし込んだら?

という問いを持ちながら

みなさん真剣に見ていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

12,000円のお菓子のバスケット。

豪華なブーケも付き、

花とお菓子一石二鳥の人気商品。

造花を積極的に利用して季節感をプラス。

 

 

センスの光るラッピング。

花と雰囲気をピッタリ合わせてあり、

花屋さんうかうかしていられません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瓶入りのお菓子、季節に応じて造花をチェンジ。

焼き菓子を沢山売ることは経営上も大事な事だとか。

 

 

人気のハーバリウム。

癒し効果のある商品はお菓子屋さんにも非常に相性がいいそう。

 

 

 

 

唯一の生花のアレンジのラッピング。

普段は商品は動かないように、

かっちりとラッピングするので、

空気を包むような生花のラッピングは逆に難しかったとのこと。

下の台紙が花を引き締めます。

 

 

業種は違えど、お客様の笑顔をパワーに変える職業同士。

とても共通点があり、

しかし、花屋さんが諦めかけている、売る努力が刺激された

素晴らしい講習会でした。

皆さん、何か一つでもヒントになり、

実践出来ればいいなと思います。

 

今回佐世保で行った講習会第一回目でしたが、

50名を超す出席があり、

その学びたいという潜在意識が確認出来たことも、大きな収穫でした。

今後も定期的に行っていきたいと思います。

尚、今回講習会を開催するにあたり、

福岡市のお菓子屋さんである、パティスリーヨシカ様、資材をご協力頂いた、花の園Kubota様、会場作りにご尽力頂いた、佐世保市場のスタッフ様、組合員の皆様、

多大なご協力を頂き大変ありがとうございました。