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2018 ジャパンカップ 九州ブロック予選

2018 ジャパンカップ 九州ブロック予選

2018 ジャパンカップ 九州ブロック予選

11月11日土曜日

先日

11月7日火曜日場所はヒルトン福岡シーホークにて、

2018フラワードリーム ジャパンカップ 九州ブロック代表選考会が開催されました。

ジャパンカップとは東京のビックサイトで来年4月に行われる国内最大の花の大会です。

九州全体から今回31名のエントリーがありました。

そのうちの上位15作品がファイナル競技に進み

そのまた上位8名がビックサイト本戦の出場権を獲得します。

 

今回の予選持ち込み作品のテーマは、艶やか  旬をしつらえる

でした。

艶やかと聞き、イメージしたのは着物。

着物の艶やかで粋な雰囲気を花で表現できたらとデザイン始めました。

 

簡単なデッサンをしてイメージが決まったらフレーム作り。

この時点では細かな花とかは決めていません。

ただここにメインの花を持っていきたいのでベースをここに持ってくる。

というのは自分の中で決定しています。

 

 

今回もお馴染み砂の波紋を背景にしつらえました。

 

マンザニータの枝を使うことも決めていました。

これはかつて

イタリアジェノバから持ち帰った

ご利益のある枝。

願いを込めて!

 

 

 

 

本番2日前花入れ、

間違いなく水落ちせず、持つ花のみをこの時点で入れました。

背景のコケや、マムは3日前に制作。

 

 

 

全貌

 

 

 

大会前日全ての花入を完了し明日に向けてゆっくり休む。

これが一貫して自分のスタイル。

前日にバタバタと徹夜で仕上げるなどの芸当は自分には無理と踏んでいます。

 

完成。

 

 

 

会場に到着後手直しして設置。

持って行くときにはやはり緊張します!

 

 

タイトル

百花繚乱の  「繚乱」

 

 

 

 

 

 

 

こちらの作品見事4位通過。

ファイナル競技に進出決定です!

 

さあここからは頭を切り替えて、

時間との戦い。

無駄な動きをせず、

作るものを作る。

清掃まできっちり仕上げる。

やることはシンプルにそれだけ。

 

25分の花束制作時間

35分のテーブルディスプレイ制作

1時間の熱い自分との戦いが始まります。

 

 

 

 

 

内心、ドキドキ

やる事は既に決めていました。

 

 

 

 

花束作成。

25分最初の作品が実はきつい。

なぜなら、全て梱包されているし、とにかく無駄な時間は1秒もない!

 

 

25分の時間で25分かけられない、これが本音。

細部のチェックも怠らずに!

 

 

 

 

 

結果6位で

本戦出場権獲得。

感動と同時に覚悟が芽生える瞬間。

負けた人は一番辛く悔しい時。

でもその悔しさが、

いいものを作る原動力を加速させます。

 

 

 

 

前回は宮崎都城市で2013年全国決めて以来5年目です。

びっくり、もう5年も経ってしまった。

その間4回も苦渋を味わってきたわけです。

歓びもひとしおでした。

 

それだけ、ビックサイトでの経験がいい経験だったのでしょう。

もう一度あの舞台で。夢の舞台で。

そういう思いがずっとありました。

 

過去4回中2回ファイナルまで進んでいます。

そのときの場所、持ち込み作品、ファイナル競技、後悔

 

本気で目指して失敗した失敗だけが

意味がある。

 

もちろん全て記憶しています。

それだけ自分の作品というのは

思い入れがあるものなのです。

 

 

九州ブロック代表として恥ずかしくない、

また充分チカラを発揮できるよう環境を整え、

さらにチカラをつけていくよう頑張りたい。

そう言うきもちです。

 

 

 

有田町の八阪神社で報告と撮影。

これも恒例となりました。